「よろしかった」問題について コロナ禍前は、「よろしかったは!間違い!!」などとよく言われましたが・・・。
今は、気にする人は少なくなったような気もします。
しかし。正しい日本語・言葉遣いにこだわる方がいらっしゃるのも現実。 誰が相手でも、恐れず伝えるようになるためには 「正しい言葉遣いを知っている」ことは必須です。
知識は、時に自分に勇気を与えてくれます。知識があれば、強気になれることもありますから。
【日本のマナーの成り立ちについて】
諸説ありますが
「相手を尊敬し、その思いを伝えるための立ち居振る舞い」としています。
この相手を尊敬し思いやる心は、孔子の「仁」*が軸となっています。
現在の日本のビジネスマナーは
フランス語由来の上意下達の意味も残るétiquette(エチケット)と
ラテン語のmanusから由来したmanner(手法)の2つの意味
そして仁の考えが含まれています。
*仁・・・「孝悌:年長者に対する崇敬」
「克己:私利私欲を抑える」
「恕:他者に対する思いやり」
「忠:自分の心に素直になる」
「信:他人を欺かない」