今回のテーマの「後ほど」だけでなく 「少々」そして「後日」など 「あとで」を表す日本語は数多くあります。
「少々」は、2~3分間と考えられることが多いですが 実際、電話で2~3分待たされると、不快です。
相手を不快にさせないためにも、電話口で「少々お待ちください」と伝えたら、1分以内に「お待たせいたしました!」とお伝えするのが理想です。
もし1分以内に回答が難しい場合は、折り返しのお電話を提案するとさらに好印象^^
「後日」は、48時間以内に改めてご連絡すればOK!です。
「待たされる」ことがニガテな方が急増中の今 待たせないしくみや工夫の実践!が重要です。
【日本のマナーの成り立ちについて】
諸説ありますが
「相手を尊敬し、その思いを伝えるための立ち居振る舞い」としています。
この相手を尊敬し思いやる心は、孔子の「仁」*が軸となっています。
現在の日本のビジネスマナーは
フランス語由来の上意下達の意味も残るétiquette(エチケット)と
ラテン語のmanusから由来したmanner(手法)の2つの意味
そして仁の考えが含まれています。
*仁・・・「孝悌:年長者に対する崇敬」
「克己:私利私欲を抑える」
「恕:他者に対する思いやり」
「忠:自分の心に素直になる」
「信:他人を欺かない」